「それではせめて、この玉手箱を授けましょう」 それだけ言うと、亀はザブンと海へ帰って行きました。 桃太郎は熊と相談し、その場で玉手箱を開けました。中からはもくもくと白い煙が! 一瞬顔をしかめ、我に返った桃太郎は、視界の変化に違和感を覚えます。