驚きながらも、がめついおばあさんは、必死にその桃を捕まえると、洗濯をほっぽり出して家へ持ち帰りました。 携帯電話でおじいさんに連絡をし、帰宅したおじいさんと共に桃を割ると、中から元気な男の子が出てきました。 美味しい桃は食べられませんでしたが、子宝に恵まれなかったおじいさんとおばあさんは、男の子に桃太郎と名前を付けて、可愛がりながら育てました。