「すごい、初めて見た。」
深く吸い込まれそうな青い瞳。
風を受けてなびく金色の髪。
陶器みたいに白くてキレイな肌。
女の子みたいに可愛い男の子。
「名前は?」
透き通った声が鼓膜を揺らして、
『…ユウ。』
勝手に口が動いてた。
「そ、俺、ユエ。16歳。」
『私も…16歳。』
「そうなの?ねぇ、俺怪我してるから治して」
『え、』
「ほら、ここ、ここ。」
ユエの足をみると足首が捻挫しているのか少し変色していて、確かにいたそうだ。
でも、しばらくすれば治ると思う。
「なに、あの子は治せて俺はダメ?」
意地悪く微笑む顔も様になる。
、
