幼い頃の私の疑問。


『ねぇ、何でままは私を殺さないの?』

「ユウの髪はとてもキレイな銀色、ロイにそっくりでね、その髪でままのアクセサリーを作るからよ。」

『それだけ?』

「まさか、ユウが苦しむとロイが苦しんでるみたいでね、まま、嬉しいの。」


殺してほしいと思った事は一度じゃない。
ままが怖くて、堪らなかった。
幼い私にはままが絶対だった。