「気に入った。杏樹ちゃんをゲットしよー」


はぁ!?ふざけてんのか
コイツ。


「やめとけ。アイツは駄目だ。」


「何で?拳は好きじゃないんだから関係ねーだろ?」

「関係ねーて…!俺の…!」


…あっぶねー
もうちょいで俺の女だって言いそうになった…


本気じゃねーけど…


「俺の…何?」


「何でもねー。とにかくアイツは諦めろ。」


「拳には関係ねー。俺は杏樹ちゃんを彼女にするって決めたから。」


…はぁ、もう無理


「カイ、あのなあいつは…」


「あっ!!来た」


その先には


「杏樹ちゃん。来た。」


杏樹はハッとした顔で
俺達に近づく


目があった…


直ぐに杏樹に目を
逸らされた…


イラつく…


「おい。カイ、帰るぞ」


隣にはもういなかった


杏樹の所に行ってた


俺も急いで追いかけた…



〜拳side END〜