「で?練習て事は好きな奴いるんだ?」
『っ///////』
顔に熱が集まるのが判る。
あんたの事考えると、胸が痛いんだよ…?
気付いてよ。
「…。ふーん。誰?」
『だっ誰だっていいじゃない!!』
強がってそっぽ向いて歩き出す。
「でもお前、いい加減彼氏作れよな〜。幼なじみとして呆れるぜ。」
鼻で笑うようにそういったあいつに食って掛かる。
『なによ。そっちだって、まだ彼女出来たことないくせに!!』
私の声が、夕暮れの通学路に木霊する。
しまった。と口を押さえてあいつを見上げる。
「俺、彼女いるし。」



![A CHEMIST‘S PANIC [短]](https://www.no-ichigo.jp/assets/1.0.801/img/book/genre9.png)