あーあ。古河顔真っ赤じゃねーの。 「おい海翔。場所を考えろ」 「保健室ってそそるんじゃねーの?」 古河を抱き締めたままの海翔が答える。 「なあ?夢乃?」 古河の耳元で囁くと、最後にふっと息をかける。 「ひゃ…っ」 「声エローい」 二人の世界に入りこむ海翔と古河。 ほかっとこ。 隣のベッドのカーテンを開けると、布団に潜り込んだ。 眠気がどっと押し寄せた。