ふと目が覚める。 体を起こすと首を動かして間接が鳴る。 「大樹やっと起きた」 呆れ気味の彰人が椅子に座っていた。 「今何時?」 「6時半」 俺は彰人の答えを聞くと、少し眉をひそめた。 「寝すぎだ、お前。」 荷物を渡されて 「帰るぞ」 彰人は立つと伸びをして俺を待った。