「ま、お前らがくっつくかくっつかないかはあんまり首突っ込まねーけど」


そういうと信博は、んじゃ俺は寝るわ、と言って普通に爆睡しはじめる。



「なんでこんな自由なんだよ」


「言いたいことだけ言って寝ちまったな」



一緒に呆れていた彰人がこっちを向く。



「実際問題、明日香ちゃんがすげー男子から好評なのはもう知ってるんだろ?どっかの誰かさんみたいに告白しろなんて言わねーけど…」



彰人は更に続けて、



「明日香ちゃん、ちゃんと見てろよ」



忠告祭りだな、今日は。



「お前もそろそろ頭痛また来る時間だから寝とけよ」



彰人はそれだけ言うと、保健室から出ていった。