にしても、今日は非常に眠い
寝不足かなぁ…?
次の授業寝ようかな?

ふぁー、眠いなぁ

「……ねー」

ん、誰かに声をかけられた気がしたけど…
ま、いっかー

「ねぇねぇ~」

ふん?何、なに?
誰か私を呼びましたか?
状況がつかめん!!!
まぁ、とりあえず返事を

「はぁ~い」

「やっと返事来た。君って一年生だよね?」

「はい、そうです…」

「あれ?おっかしぃなぁー?」
何がおかしいのか分からん!!!私は眠いのだ!!!

だけど…この人始めてみる感じじゃない!なんでだろう?
どっかで…見たことが…

「担任に聞いてみるか?」
うん。だから君は誰だ?
名をなのって下さいよ!

と、その時…

「巧輝~次の授業、教室だってー」

あっ!!そーだ!!!
喜多巧輝だ!!バド部の巧輝先輩だ!!!思い出した!!
身長が180近くあるとかでよくクラスの女子が騒いでいた。あぁ~

「りょーかーい
んじゃ、そう言うことだから」

「あっ、はい」

「うん、バイバイ」

「さようなら」
なんか、愉快な先輩だ
この人絶対面白い!!

「あのさー…」
ん?何でこっちに向かってきてるんですか?
先輩!!頬赤いよ?

「君、かわいい」

「?」

巧輝先輩は、こう囁いて去って言った
待て。状態が理解できない。今のはなんだったんだ?