私は、「星乃 苺実(ほしの いちご)」。
15歳の中学3年生。
彼は、「雨野 空飛(あまの そらと)」。
19歳。

私たちは「遠距離恋愛中」。

いつになったら...

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私には大事な、大切な、とーっても大好きな彼氏がいる。
でも、住んでる所が遠くて、遠距離恋愛中(以下、遠恋)
私の周りには遠恋をしてる子なんていないんだ。
初めての事で色々大変だけど、頑張ってるんだ。


「おはよう!」
今日も親友のココが家から出てくる。
私はココを朝、迎えに行くのが日課。
「おはよう!」
私も返す。

ココは、
ちょっとGAL?で(笑)、
可愛い女の子。
性格はちょっとサバサバしてるけど、
そういうとこも全部すきっ☆



私がソラトの事で不安がってると、
「大丈夫だよ!
ソラトくんはイチゴの事好きだよ」
そう言って励ましてくれる。

この間なんて、
心配してくれて、
知りもしないソラトにTELしてくれたんだ。
「ただのバカップルだね!」
って笑われちゃったけど、
少し、安心できた。
ココ、ありがとう。


正直、辛すぎて【別れたい】って思った事、
何度もあった。
だけど、
「イチゴ?大好きやで」
そう言ってくれる彼が大好きで、
別れたいって気持ちも、
彼の声を聞けばなくなってしまう。

「イチゴ?大好きやで」
「ありがとう」
「イチゴは?俺の事好き?」
「すきだよ」
「俺、イチゴが離れて行きそうで、
不安なんよ。ごめん…重くて…」


ソラトも私と同じ気持ちだったんだ。
って気づけて、よかった。


「ありがとう」じゃなくて、
『私の方が何倍も何百倍も大好きだよ』
って返したい。
でも、やっぱ恥ずかしくて無理(笑)


でも本当に本当に好きな人。


気がついた時には遅かった恋。
だけど、
遠回りして戻ってきてくれた恋。
はじめてがいっぱいな恋。
心配し過ぎてる恋。
障害物がいっぱいあったしこれからもあるかもな恋。

大切にしたいな。