「あれ、松本?」
不意に後ろから声をかけられ、私は肩をびくっとさせた。
「あ、ごめんごめん。一人?」
「秋山くん」
私はその声の主の名前を口にして、それから頷いた。
このときはまだお互い苗字で呼び合っていて、二人の間には気まずい微妙な空気が流れていた。
「女の子一人でこの量は酷いな。委員長誰だっけ?」
「あ、今日休みで……」
私はしどろもどろになりながらも答えた。ただでさえあまり男の子と話さないのに、意識してる男の子が相手ならなおさら緊張してしまう。
不意に後ろから声をかけられ、私は肩をびくっとさせた。
「あ、ごめんごめん。一人?」
「秋山くん」
私はその声の主の名前を口にして、それから頷いた。
このときはまだお互い苗字で呼び合っていて、二人の間には気まずい微妙な空気が流れていた。
「女の子一人でこの量は酷いな。委員長誰だっけ?」
「あ、今日休みで……」
私はしどろもどろになりながらも答えた。ただでさえあまり男の子と話さないのに、意識してる男の子が相手ならなおさら緊張してしまう。



