☆Hikari☆

私は、先輩の横に座った。



「沢渡……先輩?」


「なんですか?」


「あのぉ〜!私…沢渡先輩のことが……」


「はい?」


「沢渡先輩が…。先輩が……好きです」


私が、そう言うと先輩は驚いた様子で……
本を床に落とした。


落とした本を拾いながら先輩が私を見た。



「尾河さん…熱でもあるんですか??変ですよ…」


「そっ…そんな事ないですよ。私、ずっと前から沢渡先輩が好きだったんです」


「好き?尾河さんが僕を好き…なんですか?」


「はい!!好きです…大好きです」