知らない番号なので電話に出ずにいた。


゛ブルブル゛゛ブルブル゛携帯の振動が止む気配がない。


「どうしよう……。」気味が悪い。」


躊躇ってるうちにラボに着いた。


「あんな後だから入り辛いな。
おまけに課長の機嫌も悪いし。
も―。この電話しつこい!!!」


携帯の電源を切り恐る恐るラボのドアを開けた。