「か課長 行くって…どこへ?」

澄ました顔で一言。

「本能の赴くままだ。」

答えになってない!


まさか…ラブホじゃないわよね?


いくら何でもありえない…。

一応私、会長の孫だし…―――……。


こんな時だけ会長令嬢

「課長~~!」


私と手を繋いでる課長の左腕を何度も引っ張るが無視され続ける。