営業企画課との『飲み会』はそこそこ楽しかったがこれといった出会いはなかったと茉莉子から聞いた。



瑠美ちゃんは今朝もメールをしている。


彼女の嬉しさを隠しきれない表情から昨夜は出会いがあった事は間違いない。


茉莉子が大きく溜息を吐き「若いって、いいわねぇ~」


「何言ってるのよ。茉莉子だって十分若いよ。さっ仕事しよ」


私は茉莉子の肩をポンと叩きデスクに着いた。