課長が何か言ってるけど無視無視。


「「「おい!」」」


シ―――――――ン。

昼休みの社食が課長の声で一瞬に静まる。


課長に背を向け歩きかけてた私の脚も止まった。


ここで振り向いたら注目の的よ的!。
これ以上恥をかきたくない!!


『来ないで~~~。』

「お前 どこに行くんだよ?」


課長が近づいて来るのを背中で感じる。