「幸さん!いやっ

大野副社長、お願いがあります。
――――………。」


現在、幸さんは進藤商事の副社長になってる

「ううっ!?匠…お前それは無防過ぎる!

俺は賛成出来ない!

それに会長だって許さないぞ!」


今度は幸さんが声を荒げた。


彼女が昔の美沙に戻るなら俺は会長が相手でも怯まない。


必ず、俺の側に置く。

美沙が…俺の視線を…俺の吐息を…俺の体温を感じずにはいられない程近くに。