「課長のお名前を存じ上げなく申し訳ございません。



「俺の質問を聞いてるか?」


「義務教育及び大学も卒業してます。」


頭を伏し魔王を見ずに答えた。


「社会人としてあるまじき事です。
本当に申し訳ございません。」


深々と頭を下げて怒号罵声を受ける身構えをし待ってる。


「…………。」