二人の肩が震えてる。


「ぷ――。」「ククク…。」「もうダメ!!」「ギャハハハハ―…」

急に2人が笑いだし私は驚いて…口をパクパク。


「これよ!これ!笑える―。瑠美ちゃん…リッリ リアルに見えたね…ギャハハ。」


失礼ね!私を指差して笑い転げる二人!!!

「ちょっと!失礼よ! 二人共!!」


「ごめん。ごめん『池の鯉さん』クククッ」


「えっ!?今 何て言った?」

2人が同時に「『池の鯉さん』」


「え――!何で知ってるの―――?」


私の頭からス―と『血の気』が引いていくのがわかった。