黒羽の裏切り

・・・・・・・・・え?




えええ?




言葉を失った。



気づけば、彼は全身から青光を放っていて、綺麗に輝いている。





顔もなぜかますます整っているように見える。


なんかいろいろ綺麗過ぎて、見るのがつらいくらいだ。




でもやっぱり目が離せない。





するといきなり視界にゼロってやつの顔が入ってきた。



「あのさ、なんでそんなに驚いてるわけ?一週間前に俺のこの姿見てんじゃん。


それに、







この家に来る前はあの夢もよく見てたはすだろ。」





「え?!



・・・・・なんで知ってるの、あの夢のこと。」




目の前で起きた衝撃の割にはだいぶ普通に質問できてる自分。






って!

感心してる場合じゃない。




なんで、あの悪夢のことを知っているんだろう。