「あ、あのね・・・・」




「ん?」






やさしく微笑みながらこっちを見てくれるサラちゃんを目の前にし、覚悟を決めた。






「あのー、昨日、結局任務をやらずに帰ってきちゃったんだよね・・・

ちゃんとやらないと消されるのはわかってるんだけど・・・


ゼロに勝手に反発しちゃったからさ・・・・」






ちょっと部屋に嫌な間があく。






なんとなくきまずくて、とりあえず手元のコップの中を見つめることしかできない。