もしかしたら、夢・・・・?




いつのまに自分は寝ていたんだろう。


そう思い、ヘッドフォンをはずしてみたが、隣の部屋からいまだに音は聞こえてくる。




今度は男のほうも声を上げている。




「あああっイクッイクッ!はあああああ」



なんていう胡桃の下品な声まで聞こえてきた。





一気に気分が悪くなり、吐き気をこらえながらまたヘッドフォンをかぶる。





「ちょっと、疲れてるのかな。ストレスもたまってるところだし。」


そう、小さくつぶやくと、一気にダルさが体を襲う。



とにかく今日は、眠りにつこう。