最近、毎日のように同じ夢を見る。








自分は空を飛び、下には夜の都会の町並みが光をはなち周りを照らし出す。


どんなに下に降りて人ごみの真上を飛んだとしても、
誰も気づいてはくれない。







ほんと、不思議な気分。



まるで透明人間扱い。




そしていつも同じ展開なのだが、

毎回お店のショーウィンドウに写った自分に驚かされる。



服装は、ちょい膝下までくる蒼光のブーツ、

ところどころに蒼光に輝く模様がある真っ黒なワンピース、

さかさクロスのネックレス、

さらに目には、特殊なサングラスらしき見たこともないメガネをしている。










しかし、それらよりはるかに驚かされるのは




背中から生えた大きい真っ黒の羽だ。




光の角度によって輝きを放ち、見てるだけで神秘的な気分にさせられる。