俺もう菜月ちゃんのお兄さんと顔合わせ出来ない。



照れ屋+不良+多分イケメン+菜月ちゃんのたった一人の家族= …どうなるんだ、想像しただけで頭が爆発しそう。


俺は頭を振って、菜月ちゃんとゲームをする事にした。




「リズムゲームですか?」

「そうだよ~」

「私強いですよ?」

「他のにしようかな~」



今この子すんげえ自信持って「強い」って言ったよね。

うん、菜月ちゃんがそう言うとシャレにならないから止めたくなった。