掃除を続けること1時間
私はかなり疲れきっていた

お願いをした本人はどこかに行くし…



実際、サボってもバレないんじゃないかって思ってた



「…はぁ~、疲れたぁ!!もうやりたくないよ~」


そう言っていたが、私は実際3分の2以上は1人で黙々と片付けていたらしい…。



これだけやったんだから許してくれるよね?

てか先生、ウチに掃除押し付けといてどこに行ったんだろう?



そう思っていると…




ガチャッ…



だ…、誰?


私は怖くなり、棚の陰に隠れた
部屋には足音が響いている…


そしてなぜか、足音が私の方に近づいてくる


私は怖くなり目をつぶった





…そして、ついに声をかけられた


「…ました、…やました…、おい、静香!!」


「キャー!!」

「なに騒いでんだよ?俺だっつうの!!」

「えっ?澁谷先生…?」


「そうだよ!…てかさ、いい加減離れてくんない?俺が動けないから…」


「えっ…?」



私は、先生に言われてすぐ先生に抱きついていることに気づいた。しかも、大好きな澁谷先生に…


(は、恥ずかしい…。)

「ごめんなさい。今離れますから…」


と言った瞬間…









ギュッ…



「俺から離れるんじゃねえよ。」


そう言い先生は私を抱き締めた


「先生?言ってることと、やってることが真逆だよ。」


と、私が言ったら先生は顔を真っ赤にして、

「うっせぇなぁ~///」


そう言った。