零れそうになった涙を
見られたくなくて怒鳴った。


遊びって事は分かってる
本気じゃないって。


本気じゃない愛なんて
あたしには必要ない


だから簡単に男なんて信じない


あたしだって
極普通の女子高生。

恋だってしたいお年頃。


けど何故か、あたしの中の
嫌なあたしがそれを許さない