透き通るような空を仰ぐ遥の横顔は、とても眩しくて 本当はこの子に暗い部屋の中なんて似合わないんじゃないかと思った。 だけど、そんなこと気付きたくなかったんだ。 1人の部屋の寂しさをもうあたしは知ってしまったから。