「あははは(笑)」 「何がおかしいんだよ。」 頬を膨らませて怒る一ノ瀬くん。 こんなんだと毎回怒らせたくなるじゃない! 「いないよ。一ノ瀬くんは?」 「俺?うーん…。うん。」 「え?いるの?」 「…見えない?」 一ノ瀬くんは見てて飽きない。 表情をころころ変えてて。 ここにいると、すべてが忘れられる気がする。 和むっていうか、落ち着ける。