大好きな人がいます。

とても優しくて、大きな人です。

恋人ではないけれど、私が悲しいときには、必ず助けてくれます。
私が淋しいときには抱きしめてくれます。

私は彼が大好きです。

だけど、
彼にも大事な人ができてしまったようでした。

何歳も歳が上の彼は、
きっと私のことを可愛い妹くらいにしか思ってはいないでしょう。

とても悲しいですが、
私が彼を大好きだという
事実は変わらなかったので、私は彼を応援しようと決めました。


ある日、熱がでて、私は淋しくなって彼に電話をかけました。

でも、彼は出ませんでした。

あの人と一緒にいるのかな。

そう思うと急に悲しくなって、淋しくなって、涙が出ました。

そして私は、そのまま眠りにつきました。