捨て猫


「私の生まれた日、綺麗な青空で日が優しく照りつけてたみたいで、その日みたいに人に優しくしてほしいって意味が込められてるらしいです」

「お前、その通りに育ったな」

「えっ?」

「お前、優しいから」

「そんなことないですよ!優先輩は?」

「お前と一緒で優しい人になって欲しいから」

「優先輩にぴったりですね」

「今日、綺麗な青空だな」


優先輩は窓から空を眺めた。


本当に綺麗・・・


「なぁ、この猫の名前・・・」

そうだった、猫の名前考えてたんだよね!


「スカイにしないか?」

「えっ?」

「スカイって空って意味だろ?俺とお前が初めて会った日も綺麗な空だった。今日もこんな綺麗な空だ。俺とお前の大切な日はいつも綺麗な空だからスカイ」

そういえば公園で初めて会った日も綺麗な青空だった・・・

今日もこんなに綺麗な青空・・・


「それだけじゃないけど。。。」