ただ、その一言が言えなくて。

ガラガラッ

「おはようございまーすっ!!」
来たのは担任木村。

…木村もテンション高いよなあ…。

なんて思ってたら。

「木村テンション高…そう思わない?」


隣から私とおんなじ考えと疑問が聞こえてきた。

「それ、今おんなじこと思った…」


水無月くんと同じ考えだったのはちょっとイヤだったけれど、面白かったのも本当で、また笑った。



こうして2人笑いあうこの時間がどんなに幸せで、どんなにかけがえのないものなのかは私たちはまだ知るはずもなかった。