ただ、その一言が言えなくて。


「おはようございます、清水美奈です(作り笑い)」

一応初対面の方には愛想よくしないとねっ←


「美奈ちゃんのお隣さんは?」

洸くん(?)とやらが口を開いた。

「真下悠美ですっ!よろしく~」


悠美も朝が強いからテンションが高い。

「へー、悠美ちゃん、か!よろっ!」


「あぁ、同じクラスの…よろしく」

洸くん、水無月くん、そして私と悠美。


とりあえず、他愛ない話をしながら4人で教室に向かう。


「あ、じゃあ俺はこっちで!!」

一人だけクラスの違う(隣のクラス)洸君は手をぶんぶん降りまわしながら走っていった。


ガラガラッ

とりあえず、美奈、悠美、怜の3人とも自分の教室で自分の席に座った。


まぁ、美奈と怜は隣なのだが。

「みんな朝からテンション高いよなあ…」

欠伸をしながら私に話しかけてくる彼の顔にはとてもいつものポーカーフェイスは見えなくて。

むしろ可愛らしいぐらいだ。

「そうだね~」


そのギャップが可笑しくて、笑いながら答えたら、『何わらってんだよ』って怒られた。

「なんでもなーいっ」

水無月くんはふにおちない様子だったけれど、そこはスルーしておいた。