ただ、その一言が言えなくて。

そんな感じで1時間ほど話したら、すぐ目の前の家に帰る。

それがもう何年も続く日課だ。


さらに、お風呂に入って音楽を聞きながら寝る。

なんて平凡で幸せな日々なんだろう。


ベットでたそがれながら、明日を想像する。

思い浮かんだのは、水無月くんの顔だった。


ああ、明日は何もないといいんだけど…


そんな発想をふくらませながら夢の中へとおちてゆき、私の高校生活一日目は幕をとじた。