毎日そんな事を言っている田畑くんを見て田畑くんに憧れている女子はいなくなった。 私のクラスではツンデレは有り得ないらしい。 「咲何であいつなの?」 いや、分かりませんよ。 私の理想は爽やかで優しい人だったはず。 だけど 「まあ馨には教える。」 「え?何かあるの!?」 目をキラキラ輝かせて私に詰め寄る馨。 くそ、可愛すぎだよ、腹黒のくせに。 「……実はね?」