流れ星

『俺、最低な自分を星華に見せたくなくて、ずっと星華を避けてた。



だけど、そのことで星華を傷つけてしまった。


ごめんな?



俺はガンで入院することが決まったとき、絶対に星華には知られたくないって思った。


だって、弱い自分見せたくなかったし、辛い思いしてほしくなかった。



星華がお見舞いにきて俺に抱きついてきたとき、俺はめっちゃ嬉しかった。


でも、かっこつけたこと言ってしまった。



ほんとは星華に毎日でも会いたかった。



星華のこと、めっちゃ傷つけたよな…



何回泣かせたか…



ほんとにごめん…』