「あなたは、星華さん?」




「はい…」






その人はたぶん、先輩のお母さんだ。




「武司に頼まれたのよ。星華さんにこれを渡してほしいって…」



それは封筒だった。


封筒の中をみると、ビデオテープが入っていた。