私達はいつものように寝転んで星を眺めた。





「あ、流れ星!」




「お願い、しましたか?」




「うん。」





「なにをお願いしたんですか?」







「星華が幸せになれますように」




「なんでそんなこと!」




「俺の願いはそれしかない」




「私のことより、自分のことをお願いしてください!」



こらえていた涙が溢れてきた。