君に恋して…

しゃべりながらテント張りをしたりライン引きを
したりしていると
だんだんと辺りが暗く
なり始めた。

「早くせんか!!しゃべるな手を動かせ!!」

いつもの怒鳴り声で
北野先生がそうさけぶ。

「うるせーよ!!ハゲ!!」

北野先生に聞こえないように理奈がそう言った