青空の下




おいていかれたあたし


このまま野球部がうじゃうじゃいる部室棟の前ではなしてるのも嫌だし


「あ、あたしも帰る!!」

「じゃあ帰ろか??」


え、一緒に帰るの??


ふつうにとなりを歩いてる村瀬


「別に一緒に帰んなくても良いじゃん!!」


「いいだろ??

一緒に帰ったって良いじゃん


それにおまえには聞かなきゃいけないことがあるから」


なにそれ??

あたしなんかした??


「あたしがなにしたって言うのさ!!」


「は??おまえが盗み聞きしてたんだろ??

それに盗み聞きは犯罪だろ!!」


犯罪って(笑)

盗み聞きは悪いかもしれないけどさ……


「あんただってあたしの情報網なめるんじゃないよ??

あんた今週だけで何人にこくられてるわけ??


彼女のあたしになんで報告しないわけ??」


「別にどうなるわけでもねーんだから言わなくたって良いだろ」

そのほうがいやなんだって!!


村瀬にはその気がなくったって相手はなにするかわかんないんだよ??

影でこそこそされるのとか嫌だもん



「めんどくさいなら別れればいいじゃん……」


「おまえなぁ……

この前別れないって言ったばっかだろうが


おまえはそんな俺を束縛してたいのか??」


「……違う!!」


「まぁ、今日盗み聞きしてたんならわかるだろ??

俺がどんだけおまえのことを愛してるのか(笑)」