青空の下



「先攻でーす!!」


今日もじゃんけんで勝ってしまった


「さすがじゃんっ!!」


あたしじゃんけんだけなら優勝できるかも


あ、さっき負けたか(笑)




「「お願いしますっ!!」


ついにこの瞬間がやってきた


このお互いに向き合って整列してあいさつだなんてやっぱり威圧感あるよね(笑)


「さぁーっ!!

点取るよ!!」


「「はいっ!!」」


あたしがこんなキャプテンらしいこと出来るのももう少ししかないんだ


「瑞季ーっ!!

うてーっ!!」


瑞季が出ればもううちのチームはペースをつかめるから


瑞季を応援しながら相手のピッチャーを観察


「あのチェンジアップやっかいじゃない??」

奈南と二人で相手のチェンジアップに圧倒されていた


「でも奈南なら打てるでしょ??」


「そうだよね!!あたしだもん」


瑞季はショートゴロだった

あの瑞季がセーフにならないなんてやっぱり相手の守りはかたいんだ


「マジごめん

てか、あのチェンジアップ意味わかんない!!」


ベンチに戻ってきた瑞季はなんか不満そうだった