「なぁ!!一緒に帰ろうぜ」

え??声がするほうをみると村瀬がいた


なんで!?

あたしに言ってるの??


「……あたし??」


「おまえ以外に誰がいるんだよ」


ほんとにあたしなの??


なんで??


「カバン持ってやるよ!!かせっ!」   

そう言ってあたしのスクバをとった村瀬


そのまま自転車のかごに入れた

「大丈夫だし!!

それにあたしとなんか帰らないでチャリで帰ればいいじゃん」

自転車なのにあたしに合わせて歩くなんてだるいでしょ??


「だっておまえけが人だろ??

けが人おいてひとりでかえれっかよ」


「誰のせいだと思ってんだよ??」


ってかなんだあたしたちこんなに普通に話せてるんだろう??


村瀬なんかあったのかな??


またなんかたくらんでるの??


しばらく歩いていると村瀬が急に口を開いた


「おまえ俺と友達になってくれない??」

はぁぁぁぁあ!?


意味わかんないから


やっぱなんかたくらんでんの??


「なにたくらんでるの??」

思わずそう聞いてしまった