青空の下




「莉衣終わったらちゃんと部活来てね!」


わかってるって……


朱莉と別れて生徒指導室にむかう


そうすると生徒指導室の前に誰かが立っていた


って沙羅!?


「あ、莉衣も呼び出し??

良かったーっ怒られるのひとりじゃ心細いし」


じゃあ沙羅も呼び出しなの??


「まじだるい……」

「早く部活いってバレーやりたい」


しばらく待っていると先生がきて生徒指導室の鍵を開けてくれた


呼び出しといてまたせるとかまじないわ


「じゃあさっそく本題に入るぞ


まずふたりとも今年がどんな年かわかってんのか??」


どんな年って??


「どんなって高校生最後」


そうゆうこと??


「その通りだ

じゃあなんだ??その格好は


いいか、今年は就職にしろ進学にしろ試験なんだぞ」

わかってるって……


「わかってますけど??」


「わかってないだろ!!

そんな格好で試験に受かるとおもってんのか??」


そんなの試験なったらちゃんとやるし


それにあたしよりひどい子なんてたくさんいるじゃん