青空の下




まじかよ……


そのまま村瀬に引っ張られてチャリに乗せられた

今は部活無いからあの重そうなカバンもないんだ……


「おろしてよっ!!」


「うるせーよ!!

黙って乗ってろよ」


思いっきり村瀬の耳元で叫んでやろうと思ったけどやめといった


「ちょっと!!どこ行くの??」


確かに途中まではあたしの家に帰る道と同じだった


でもこの道違うよね?


てか、あたしの家のあたりは確実にすぎたよね?

「どこって俺んちだけど?」


はぁ?聞いてないけど!!


「これって誘拐じゃね?」

「ちげーし!!

俺に勉強教えろよ」