――――――ピーンポーン♪ 「あっ、翔也だ。」 しばらくすると、玄関のチャイムが鳴り 翔也が家に来た。 「あがってあがって。」 もうすっかり冬になっていて 玄関からちょっと顔を出しただけでも 寒かった。 「おじゃましまーす。」