「でもさ、あれだけで桜たちが 引いてくれると思う?」 「うーん。俺は思わないな。 そんな簡単な奴じゃないもん。」 「だねー。明日が怖いな。 何言われるかわかんないじゃん。」 もしかしたら、ドラマとかであるような 黒板に書かれちゃったり… 想像するだけで怖い。 「でも、何かあっても、俺は美羽を 守るから。心配すんな。」 「う、うん。」 翔也の力強い言葉に感動して ちょっと涙が出そうになった。