「ほら、アルバムに貼るから ちょーだい。」 「アルバム?」 実はこっそり作ってるんだ。 「お母さんが作ってくれてて 10才になったら渡してくれた。 それがものすごくうれしかったから 私もいつかやってあげようと思ったんだ。」 「そうなんだあ。いいママだね。」 今日の翔也は、私を熱くさせるような 言葉ばっかり言う。 「あっ、翔也も一緒に作る?」 「俺、不器用だよ?」 「大丈夫。ねっ、やろ?」 強引だったけど、結局 いっしょにやることになった。