「冬歌は・・・どぉすんの?」 この時のあたしの声と顔はひどかったと思う 今までした事もない冷たい声と目線 冬歌は一瞬ビクッとして、いる・・・と言った 「じゃぁ教室行こ」 あたしは床に置いてある二つの鞄を持って冬歌を連れて人を掻き分けて教室に向った 後ろでコソコソ言ってるのは聞こえてる けど、そんなの気にしてたら生きていけない あたしは無視して自分の席についた