咲羅side
「咲羅~!!!
起きなさ~い!!!!!」
今日もママの怒鳴り声で目が覚めた。今日は私の記念すべき高校デビューの日。
いっぱい友だちを作って、恋もして、バイトもしてみたい、まぁ…ちょっとだけ勉強も頑張って…………高校lifeを楽しむつもりだったあの朝。
私の肺が機能しなくなってっちゃう。そんな病気にかかってしまうなんて、絶望的な未来を知るはずもなかった──────
「咲羅~!!!
起きなさ~い!!!!!」
今日もママの怒鳴り声で目が覚めた。今日は私の記念すべき高校デビューの日。
いっぱい友だちを作って、恋もして、バイトもしてみたい、まぁ…ちょっとだけ勉強も頑張って…………高校lifeを楽しむつもりだったあの朝。
私の肺が機能しなくなってっちゃう。そんな病気にかかってしまうなんて、絶望的な未来を知るはずもなかった──────
