☆あとがき☆


「涙の温度」読んで頂き、嬉しい限りです。


今が辛くても逃げずに立ち向かえば悪いことばかりぢゃない、まだ先の長い私たちにはやり直す時間だってあるという気持ちをこめました。


今の世の中は小、中学生、高校生などの世代で自殺があったりと何かと暗い時代です。


なので、《死》という答えを出す前にちゃんと生きてほしい、と考えこの作品を作りました。


それには、支えとなる友達の存在が大きいかな、と。



そんなイメージで書きだしたのが「涙の温度」、そして魁と深雪です。


短篇だと読みやすいかな、という安易な気持ちで書き出した割にこめた気持ちが大きいので皆さんにも好きになってもらえれば、と思います。